自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

【工夫の極意】暗殺教室から学ぶシリーズ1−3「人を騙すには〇〇力が必要」

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

思いつきで始めた企画ですが、自分の体験や歴史の話を混ぜながら書くのってめっちゃ楽しい!

とにかくどの記事も
「書きたいと思ったときに書く」
と決めていますが、布団で横になっていも書きたいことが夜な夜な書くことも、すでに一度や二度ではありません。

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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まえがき

今回は、暗殺を通して人に伝える国語力の大切さを考える時間です。

毒の時間

自分の好きなことを伝えるために

馬鹿正直に、毒薬を殺せんせーに飲むようにしか伝えることのできない少女——奥田がいました。

彼女は何が正解かわからない国語が苦手でE組に落とされていた。
けれど、絶対に正解の決まっている数学や化学があれば自分はいい、というスタンスの彼女に対して、殺せんせーはある毒薬を作ってくるように指示する。

奥田は国語なんかわからなくても長所を伸ばせばいいと、殺せんせーは言ってくれたのだと思ったが——
実際には、先生の細胞を活性化させる薬を調合させられたことに気付き、「だましたんですか!?」と憤慨する奥田に対して、殺せんせーは彼女にメッセージを伝える。

殺せんせー
殺せんせー

人を騙すには

相手の気持ちを知る必要がある

言葉に工夫をする必要がある

上手な毒の盛り方

それに必要なのが国語力です

君の理科の才能は

将来皆の役に立てます

それを多くの人に

わかりやすくつたえるために……

毒を渡す国語力も鍛えて下さい

何のために勉強するのか?

人を騙すことは良いとか悪いとかいう話は置いておいて、国語力がなぜ必要かを問いかける生徒によって使い分けていることが素晴らしいとぼくは感じました。
しかも、それを暗殺を通して伝えているという。

国語がなぜ必要かなんて、学校の授業で教わった記憶はぼくにはありません。
なので、国語は文字を読めるようになるために勉強したぐらいの認識でした。

けれど、『自分の好きなことや興味があることは、国語力があればもっと活かすことができる』ということを言われたら、誰だって苦手だと思ってたことにだって興味が湧くのではないでしょうか。

テストのための国語や他の教科ではなく、生徒のやりたいことや興味があることのために学校の授業がある。
そんな位置付けに授業がなったら、どんな教科だって学びに満ち溢れて、授業は楽しいものになっていくんではないのかと暗殺教室を読んで感じています。

以前フィンランドの数学の先生に
「何のために数学を子どもたちに教えていますか?」
とインタビューしている動画を観たことがあります。

そのとき、数学の先生はなんて答えたと思いますか?

先生は質問に対して、即座に笑顔でこう答えます。
「幸せになるために数学を教えている」と。

先生が勉強に対する根本的な想いが、日本の先生とフィンランドの先生ではまったく違うんですね。
日本の学校だけに限らず塾や予備校の先生に対して同じ質問をしたら、おそらくこんな答えが返ってくるにちがいありません。
「テストのため、受験のため」と。

別にその答えが良いとか悪いとか、レベルの低い高い、という話ではなく、それが現状なだけ。
勉強の位置付けが受験のためだとしたら、受験しない人はなんのために勉強しようと伝えるのでしょうか?

単純に「社会に出て役に立つため」と伝えたとしても、暗記させているだけの教科では正直日常生活と勉強したことはまったくリンクしないと思います。

なので、学校の授業はくだらないとか、社会に出て役に立たないから意味ないとか、そんなことを言う人がいても仕方ないのかもしれません。

教育のあり方を自分たちで見直す

でも、そんな現状だからこそ、勉強はつまらないと切り離すのではなく、大人は子どもたちが何のために勉強するのかを考えるきっかけを、普段の日常生活からつくることが大切なのではないでしょうか。
そして、子どもたちは学んだことは日常生活のどういう場面で活かすことができるのか、自分で考えることが大事だとぼくは考えています。

批判したり、否定したり、ダメ出ししたりするだけは簡単です。

それこそ誰にだってできます。

ただ、批判とかできるくらい状況を把握できているのだとしたら、だったらどうすれば役に立つのかを考えた方がよっぽど世の中楽しくなっていくと思います。

あとがき

日本人の学校の勉強に対する認識は、本当に残念すぎるくらい受け身否定です。
生徒は教わるという姿勢しかなく身に付かず、先生は教えるという姿勢しかありません。

先生の授業がつまらない?
だったら、どうしたら面白くなるか考えてみたことはありますか?

生徒たちが授業を真剣に聴いてくれない?
だったら、どうしたら真剣に聴いてくれるか工夫し続けていますか?

ぼくはどっちかが悪い、ということはないと思っています。
その上で、最後に、ある有名な辞世の句をとりあげます。

『おもしろき事もなき世をおもしろく すみなすものはこころなりけり』

面白くないと感じるなら、自分で勉強を面白くしちゃいましょうよ。
楽しくなるように工夫してみましょうよ。

そう——暗殺を通して生徒たち自身が勉強する意味を考えるきっかけを与えている、殺せんせーのように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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