こんにちは、おかちゃんせんせいです!
マインドマップを学びたい方で多いのは、何かを整理したいと考えている方。
それは自己分析だったり、勉強だったり、仕事だったり、趣味だったりと色々です。
ぼく自身もマインドマップを習得したい動機は、
仕事で活かすために読んだ本の整理
でした。
当時仕事で使えそうな本を何冊か読んでいましたが、、、
一冊目の本が読み終わって二冊目にいくと、一冊目の内容を覚えていない。
二冊目の本が読み終わって三冊目にいくと、二冊目の内容を覚えていない。
この繰り返しで、結局何も身になっていなかったのです。
その原因は読み方が悪いとか、記憶力がないとかそのように考えていました。
しかし、マインドマップで整理をするやり方を学んだときに、原因は別にあることに初めて気がついたのです。
それは単に
現状把握
が不足していたからでした。
目次
整理する上で弊害になること
現状把握が不足とありますが、
当時ぼくが把握不足だったのは、どんなことを学んで、どうなりたくて、どのように整理したいのかという方向性と目的でした。
自分が求めている情報にアンテナを立てることもなく、ただただ本を読んでいただけ。
いつの間にか読むという手段が目的になってしまっていたのです。
その状況を例えると、富士山を登りたいと本当は思っているのに、ただ登りたいと思って情報を探している状態。
登りたいと思っているだけでは、そもそも登る対象は階段なのか、山なのかわかりません。
仮に山を登りたいと意識していたとしても、富士山にターゲットを向けていなければ、いつまで経っても富士山にたどり着くどころか、行くための準備すらできないでしょう。
もし整理をしたいのであれば、まずはどうなりたい・どうしたいと考えているのか。
まずは、そこから向き合うことから始めることが、とても大切です。
整理するための準備
どうなりたい・どうしたいかのざっくりでも向き合えたら、次は整理するための準備です。
準備は以下の2ステップに分けて考えてみます。
- 整理したい対象を決める
- 対象についての可能な限り情報収集する
整理したい対象を定まっていなければ、実際に整理する段階でブレてしまう可能性があります。
次に、対象についてできるだけ情報を収集します。
ここでのポイントはできるだけ情報を集めることにあります。
この情報が不足していると、整理する基準を決めることができず、整理しているはずなのに整理できている気がしないパターンに陥りがちです。
このパターンに陥りやすいのが、部屋の片付けです。
何も考えずに「断捨離するぞー」と言って捨てることは、整理と整頓を無視しているので、部屋の片付けというよりもゴミ捨てをしただけ。
今の情報を集めて、現状把握する。
ここから整理が始まります!
整理する上で考えるのは判断基準
情報収集する理由は判断基準を定めるためですが、もし整理が捗らないと感じる方は現状把握不足ということになります。
必要な情報・モノが揃っていないと的確な判断できず、何も意図した行動ができない可能性がとても高いです。
また、そういった事態は日常生活で当たり前に起きています。
例えば、目的地が具体的に決まっていても現在地が分からなければ、カーナビで目的地までの最適なルートは検索できません。
料理をするにしても、料理したいものが決まったとしても調理場にどんな器具があり、冷蔵庫にどんな食材があるのか分からなければ作れるかどうか判断はできませんよね。
必要な器具や食材がわかっていて、足りないものが判断できれば、不足分を買い物して補うという選択を取ることもできます。
- 整理が上手くできないのは現状把握が不足しているから。
- 整理する上で弊害になるのは、手段の目的化。
- 整理する準備が整ったら、次に考えるのは判断基準。何も判断できない時には現状把握不足である。