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【思考の整理法】思い込みはどうやったら気付くことができる?〜キャンセル思考〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

日常生活を過ごしていて、グルグルと同じことを考えてスッキリしないことってありませんか?

冬ちゃん
冬ちゃん

おかちゃんせんせい、モヤモヤ悩んでいることがありまして。。
どうやったら解消できますか?

おかちゃんせんせい
おかちゃんせんせい

冬ちゃん、そのモヤモヤって本当に解消したいの?

冬ちゃん
冬ちゃん

えっ!?
だって、モヤモヤしてるから……
だから、あのっ!

おかちゃんせんせい
おかちゃんせんせい

落ち着いて。
モヤモヤの正体がわからないうちに、
安易な思考は禁物だよ。

この記事はこんな方にお勧め
  • 日常生活でモヤモヤ悩んでいることがある方
  • 悩みを抱えると同じことをグルグル考えが巡ってしまい、混乱してしまう方
  • 自分で思考の整理ができるようになりたいと考えている方

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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そもそも悩みって?

あなたにとって悩みとは?

まず、何かについて考えるときに悩んでいる内容を確認するよりも前に、あることを確認することが望ましいと考えていることがあります。

それが、その何かに対するイメージ・思い込みです。

<悩み>
1 思いわずらうこと。心の苦しみ。「―の種が絶えない」
2 やまい。病気。 「御目の―さへ、この頃重くならせ給ひて」〈源・明石〉

出典:デジタル大辞泉

悩みという言葉の辞書的な意味を調べてみると、上記の通りでした。
よく使われるのは1の「思いわずらうこと。心の苦しみ」かと思いますが、この悩みというのは事象によって左右されることはありますが、事象によって決まるわけではありません。

例えば、大きな地震を同時に体験したAさんとBさん。
Aさんは、「地震は自然災害だから」という形で割り切り、すぐに元の日常生活に戻りました。
しかし、Bさんはまたいつ起きるかわからない恐怖に怯え、不安な毎日を過ごすようになりました。

上述の例と同様に、どんな事象であれ事象をどのように受け取るかで、悩みの種になるかならないかは変わる、ということです。

つまり、悩みの原因は?

ということは、悩みの種を作るのは事象(出来事)ではなく、結局のところのどう解釈するかに依存していることになります。

だから、仮にある悩みの種が解消したとしても、根本的にはその悩みを生み出す思考が変わらなければ、形を変えて同じような悩みが起きるのです。

悩みはモヤモヤという言葉に置き換えて使われることも多いですが、考えて考えても同じようにしか考えることができず、思考が無限ループ。
それが苦しかったり、嫌な感じがしたり・・・。
そういったことが積み重なってもう考えたくなくなり、見たくない霧を払うかのようにモヤモヤを解消したくなります。

つまり、悩みとは自分が望まない思考が無限ループしてしまうことが原因になり得る、ということです。

悩みを解消するには第一歩は?

以上のことから、根本的に悩んでしまう思考を解消するためには、そもそもなぜ悩んでしまっているのか?
その思考回路をまず認識することが大事です。

要するに、そのモヤモヤしていると自分が思っていることは本当は何なのか?
本当にいらないものなのか?
実は、必要なものなのか?

認識すれば、取捨選択できます。

ただ、どうしても悩みモードに入っているときには、冷静に自分がどのように考えているのか把握するのは困難かと思います。
だから、思い悩んでしまっているかと思いますので(^^;

しかも、悩みの思考ループは思い込みレベルで起きている——つまり、無意識の話なので、無意識なことを意識すること自体、できれば苦労がないわけです。

じゃあ、どのようにしたら無意識の認識化をするかですが、アプローチの一つに考えていることの見える化があります。

考えることの見える化のポイントは?

書き方は何でもいいが、ポイントは共有すること

見えないことを見える化するアプローチの一つに、マインドマップがあります。

ただ、別にマインドマップの描き方をしなければいけないわけではないです。
どんな書き方をしてもいいですが、ポイントは書いた内容を誰かに話す——共有すること。
特に、慣れないうちは。

それがなぜかというと、
頭の中だけ考えていると、結局今まで通り思考の無限ループに嵌ってしまう可能性が高いからです。

じゃあ、紙書けばいいのかというと、そういうわけではありません。
なぜなら、自分がどのようなことを考えているのか書き出そうとしても、逆に考え込んでしまうパターンに陥ってしますから。
普段考えていることしか思い付かず、結局また下の無限ループに逆戻り……。

だからこそ、書いてみたことを誰かに話すことで、自分とは違う視点が加わり、無意識に当たり前だと思い込んでいたことに気付きやすくなります。

【MM教室】第7回(活用編)マインドマップの活用事例その2〜ver. 自己分析②〜 【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第6章 感じることは違うからこそ面白い

共有するときのポイントとは?

では、共有するときのポイントについて整理します。

書いたことをただ話すだけで、思い込んでいる思考を把握できるかもしれません。
しかし、より共有する質を高めるために意識すると良いことがあり、そのポイントは以下の2点です。

  1. 書いているときに感じたことを意識して話してみる。
  2. 書いていないところにこそ本心が隠れている。

どちらもマインドマップ講座のとき、互いの描いたマップを共有する際にポイントとしてお伝えしていることです。

書いた言葉はいくらでも良いように見せようとすることができます。
けれど、書いているときに感じている感情は誤魔化すことはできません。

だからこそ、書いていないところに本心が隠れていることが多いですのです。

注意
感じる感覚は、普段使っていないと鈍っている可能性があります。
【MM小冊子】ナチュラル・ヴォイスに耳を傾ける〜Share(描いたものについて話す)〜

感情・思考の見える化でキーポイントとなる『キャンセル思考』

最後に、紙に書くことで感情や思考を見える化する上でのキーポイントとなるのが、『キャンセル思考』です。

キャンセル思考とは、思い浮かんだイメージや考えを無意識に打ち消す思考のこと

この無意識に——というのがポイントで、これまでの経験や世間の常識によって形成された思い込みがベースとなっています。

思い込みという言葉を聞くと、ネガティブな要因として使われることが多いですが、思い込みがなくてはぼくたちは安心して日常生活を送ることができません。

妄想講演会 第7回「思い込み」

なので、最初から「思い込みをなくしましょう」という話をしたいわけではありません。

思い込んでいることがもし自分にとって必要のないこと(過去の栄光・失敗や世間の常識など)であれば、物事を考えているときには『キャンセル思考』が発動していることを、まずは認識することから始めましょう。

このキャンセル思考は特に考え込んでいるときに自動的に発動しやすいので、「今考え込んでいるな〜」と思ったら要注意です。

このキャンセル思考が起こりにくい状態で書くコツについては、マインドマップ講座ステージ1でお伝えしています。
もし自分自身と向き合うツールを学んでみたいと考えている方は、下記リンク先をチェックしてみてくださいね!

【ステージ1】マインドマップ講座『創造』〜テーマはイメージを広げる!〜

まとめ

今までの話は、悩みを引き起こす大本を理解するために参考になる情報になります。

しかし、ぼく自身そもそも悩み自体はそんなに深刻に考えていません。
なぜなら、さとうみつろうさんの著書「神さまとのおしゃべり」に書かれている「迷っているということは、どっちでも良いのだ」の法則を意識しているからです。

悩みの根本原因に向き合うことができましたら、上記本を読んでみることをお勧めします(^^)v

【工夫の極意】暗殺教室から学ぶシリーズ5−1「迷いながら・・・」




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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