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マインドマップを活用してグループワークをするときの一連の流れ〜①Draw:マップを描く〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

昨日グループワークの一連の流れについて全体像をご紹介しました。

マインドマップを活用してグループワークをするときの一連の流れ〜7つのステップに分ける〜

今回は最初のステップである
Draw
について特集します。

Draw——つまり、マップを描くというステップですが、このステップが最初である目的・意図は下記3つあります。

  • 言語化
  • 現状把握
  • アンテナ

言語化

まず1つ目の目的が、実際に自分が感じたこと・考えていることを紙に書いて言語化(見える化)することです。

人の話を聞く前にまず書いてみることが大事になります。
なぜなら、他の人の意見を聞くと、その意見に引っ張られやすいからです。

そして、書いてみることでなんとなく頭の中で考えていたことと、紙に書いたことのギャップがあるかないかをチェックしやすくします。

頭の中で考えていることは、得てして自分の意見というよりも、正解だと思われるものを考えたことになりがちです。
あくまで思考の癖によるものではなので、本人の自覚があるなしに関わらず正しさをつい求めてしまいます。

現状把握

次に、マインドマップで自由な発想を意識しながら言語化し描いていくことで、現状把握ができてきます。

現状把握ではギャップを感じることが大事です。
例えば正解探しをして書いたことは考え込んで出したものなのに対して、自分の想いや考えの部分はスッと出てきたものの中にあることが多いです。

よく受講生の方には描き終わった後に、
「描いていたときに感情が伴っていた箇所をチェックしてくださいね」
とお伝えしています。

この現状把握で、自分の想いや感じていることを改めてチェックするスイッチが入ります。

アンテナ

3つ目は、そうやって言語化して、現状把握することで自分が今何を考え、感じているのかのアンテナが立ちます。

このアンテナをまず立てることがグループワークをする上では超重要です。
アンテナがお互い立っていない状態で話を進めてしまうと、自分で考えていること・感じていることなのか、それともただ知識としてあることなのかがごちゃ混ぜになってしまいます。

すると、話し合えば話し合うほど話が噛み合わなくなります。

そうなっているグループ(話し合いの場)でよく見られるのが、下記状況です。

  • 誰かリードしてくれる人が出てくれるようにお互い牽制し合っている。
  • 言い出しっぺにすべて一任する。
  • 頼りになりそうな人がいたら、みんながその人の意見に従う。

このような状況で、お互いの意見や想いを共有し合えるでしょうか?

その点、先に自分の想いをマップに描いておくとすでに見える化できているので、他の人の話に集中することができるし、話が脱線したとしてもすぐに立ち戻ることができため、安心感が生まれます。

この安心感は、この次のステップである「Share」の時に絶大な効果を発揮します。


続きは、②Shareにて。

マインドマップを活用してグループワークをするときの一連の流れ〜②Share:マップをシェアする〜

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