こんにちは、おかちゃんせんせいです!
歴史の楽しさを伝えるプロジェクト(略して、歴Pro)を始めて、まず今は情報集めをしています。
どうしたら歴史が好きになるのか?
また、逆に言えば、なぜ歴史が嫌いな人が多いのか?
歴史を学ぶ魅力とは?
これらの視点でアンテナを立てていますが、どんな風に形になっていくのか楽しみです(^^)v
目次
前回の記事にも書きましたが、自分にとってあまり縁のないことって、元々興味がない限りは関心は向き難いと思います。
【歴Pro】歴史に興味を持つきっかけは?遠くではなく身近なことに関心を持つその点、ぼくの場合は父や兄が歴史好きだったので、歴史の話に自然と触れる機会も多く、父や兄に勧められなくても自分も歴史に興味を抱くようになっていました。
では、そういった歴史好きな人が身近にいなければ歴史に興味を抱きにくいのかというと、そういうわけではないです。
きっかけはいろんなところにあります。
例えば、ぼくはゲームや漫画・アニメが好きです。
なので、きっかけとしてゲームや漫画・アニメで歴史を題材にしていると、すんなり入りやすい傾向があります。
ゲームで言えば、信長の野望や真・三國無双などで、それぞれの世界観・歴史に興味を持った方は少なくないかと。
漫画・アニメで言えば、キングダムやバカボンド、封神演義。個人的には逃げ上手の若君が歴史漫画としてお勧めです!
ゲームでも漫画でも、題材として扱われやすい時代は、下記時代です。
・三国志
・戦国時代
・幕末
けれど、封神演義のように中国王朝である殷から周にかけての物語や、バカボンドのように戦国以降の物語もその時代に興味を持つきっかけになります。
ちなみに、バカボンド人気絶頂の時に、宮本武蔵が主役の大河ドラマが放映されて脚光を浴びたこともありました。
物語で登場人物が生き生きと描かれているのを見ると、自然と興味が湧いてくるんですよね(^^)v
何がきっかけでも良いですが、ぼくは身近なことに興味を持ってみると面白いですよ、ということをお伝えしたいと思います。
住んでいる町の名前の由来や、その地方は昔はどんなところだったのかを知ると、歴史に興味を持つきっかけになります。
そう思うのは、ぼく自身が小6の時に学校の授業で地元の史跡探訪をしたことが大きいです。
地元の歴史を調べ、実際にカメラを回してその場所をレポートするという授業だったのですが、それをやるまで知らなかったことも多かったです。
例えば、地元は海には近くありませんが、平安時代頃までは少なくとも家の目の前まで海だったこと。
そして、島流しにあった藤原家の人の名前の橋があったり、地下鉄の駅名になったりしていたこと。
また、鎌倉街道が一部残っているエリアがあったりして、意外に身近に歴史に触れる機会はあったことに史跡探訪をして気付くことができました。
また、ブラタモリというテレビ番組が好きなのですが、あれを観ているとその土地の成り立ちがよくわかります。
また違った視点で観る楽しさを教えてくれる、という意味ではとてもお勧めな番組です!
土地の成り立ちがわかると、その土地柄や周辺の気候の特徴もわかってくる。
ぼくの今住んでいる土地の近くには渡良瀬川という大きな川が流れていて、昔はよく氾濫が起きていたらしいです。
そのことが足利(アシカガ)という名前の由来になった、という説もあるようです。
⑤カガ(芝草)説
足利の地方が山地で、ここから南方に向かって幾多の河川が流れ、その氾濫によって積もった土砂のために自然の平原を作り、そこに芝草(昔カガといった)が一面に生えていた。さらに、現在の柳原あたり一帯は沼地で、そこに葦なども多く茂っていたためアシカガと呼ぶようになった。
奈良時代はじめ、「諸国の地名には、よい字をつけるがよい」という命令が出たため、アシには足、カガには利の字を入れたという説。
レファレンス協同データベース
他にもいくつか説があるようですが、有名な人名や一族の名前が地域名になることもありますし、地形的・位置的な特徴が地域名になることもあります。
例えば、愛知県豊田市の「豊田市」はトヨタ自動車の創業者一族の「豊田」の姓で、1959年に「拳母(ころも)市」から「豊田市」に変わっています。
ちなみに、Wikipediaによると、「豊田市」のように私的団体が市名になっているのは、天理教の本拠地がある奈良県「天理市」のみだそうです。
こうやって成り立ちを調べてみると、これまで知らなかったことや関心がなかったことにも目が向くようになっていきます。
遠くに行かなくても、実は身近にとって大切なものや、大事なこと、興味のわくことはきっと見つかります。
歴史に興味を抱くきっかけは何だって良いと思います。
それこそ、漫画やゲームだって。
そのきっかけの中でも、みなさん自身が今住んでいるまちについて調べてみると、どこかへ行かなくても今住んでいるところがもっと好きになるかもしれません(^^)v
ぼくが経験した史跡探訪みたいな機会を、改めて創りたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!