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【歴Pro】歴史に興味を持つきっかけになるアニメ・漫画・ドラマ・小説特集4選Part.3(江戸時代〜明治時代)

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

これまで江戸時代まででお勧めのアニメ・漫画・ドラマ・小説を8作品ご紹介しました。

今回は江戸時代末期から明治時代まででお勧めの作品を4つご紹介します(^^)/

  1. るろうに剣心(日本・江戸時代末期〜明治時代初期 A.C.19)
  2. 幕末機関説 いろはにほへと(日本・明治時代初期 A.C.19)
  3. 海の翼(日本・明治時代初期〜昭和時代 A.C.19〜20)
  4. 坂の上の雲(日本・明治時代初期〜明治時代中期 A.C.19〜20)

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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るろうに剣心(日本・江戸時代末期〜明治時代初期 A.C.19)

最初は、漫画から始まり、アニメ・小説・映画へと展開していった大ヒット作『るろうに剣心』です。

『るろうに剣心』の時代とは?

るろうに剣心は、江戸時代末期である幕末から明治時代初期にかけての物語です。

幕末の動乱に揺れる京都に名を轟かせる、凄腕の暗殺者・緋村剣心。
剣心は、その神速の剣技と驚異の暗殺成功率から「人斬り抜刀斎」の通り名を持ち、幕府要人や佐幕派の武士達を震撼させていた。
それから10年の月日が流れ、時は明治11年。剣心は、以前とは打って変わって人の命を奪うことを良しとしない「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて日本各地を旅しながら、か弱き人々を剣の力で守り助ける流浪人(るろうに)として、穏やかな日々を送っていた。

ウィキペディア(るろうに剣心)

主人公である剣心は長州藩側の人斬りとして、飛天御剣流を操り、多くの幕府側の武士を斬り、多くの維新志士を救ってきた。
そして、明治元年に勃発した戊辰戦争で維新(長州・薩摩)側が勝利したのを見届け、剣心は刀を捨てて、流浪人として旅を続ける。

そして、10年の時が流れた東京で、偽人斬り抜刀斎騒動に巻き込まれるところから物語が始まります。

もちろんフィクションですが、史実上の人物が登場したり、出来事が起きたりします。

るろうに剣心が出るまでも幕末を題材とした作品はたくさんありましたが、幕末後はあまりなかったと思うのでとても新鮮だと感じたことを覚えています。

『るろうに剣心』の魅力とは?

  • 真似したくなるカッコイイ技の数々
  • オリジナル要素が加わった幕末の裏物語
  • 幕末の動乱を生きた男たちのその後

まずは、カッコイイ技が多いのが『るろうに剣心』の特徴です!

剣心の「九頭龍閃(くずりゅうせん)」

元新撰組三番隊組長・斎藤一の「牙突」。

再現動画もなかなか面白いです!

原作が連載していた頃は小学生だったので、よく傘で技の真似をして遊んでいたことを思い出します(笑)

二つ目のオリジナル要素についてですが、剣心については特定のモデルがいないオリジナルキャラ。
その剣心が長州藩士である「桂小五郎」や「高杉晋作」との話がある幕末回想編は、けっこうみものです。

剣心の額の十字傷を付けられ、それが消えない理由について謎が明かされる話でもあります。
→この話は漫画にありますがアニメ版にはなく、映像でとなるとOVAか、実写化された映画で観ることができます。

ぼくはOVA版も観たし、実写版は映画館で観ましたが、どちらもお勧めです!
個人的には実写版の剣心役である「佐藤健」さんが好きなので、まだ観てない方には実写版をお勧めします(^^)v


そして、最後の一つである「幕末の動乱を生きた男たちのその後」が描かれているのも、るろ剣の魅力です!

その中で、剣心が新撰組三番隊組長だった斎藤一と再会する直前。
居候先の家主である神谷薫に新撰組について話した時のこの台詞が、初めて見た時からずっと印象に残っていました。

剣心
剣心

ただ敵ではあったが、私怨はなかった。
立場は違えど、互いに剣に命と信念をかけて戦ったことに変わりはない。

前線に立たず、陰でこそこそしていて、明治維新になって出張ってきた人物たちはさておき、京で戦っていた維新志士側と幕府側の武士たちは、本気でこれからの日本のことを考えて動いて人たちが多かった。

例えば、維新志士側からすると宿敵であった新撰組は、維新志士たちが京都大火を企てていることを事前にキャッチして企てを阻止しました。
どの視点に立つかで、正しさや正当性の基準は変わりますが、それぞれの正しさを信じて命をかけていたことには変わりありません。

動乱の時代を生きた人が、明治という世の中をどういった想いで生きているのか?

そういった部分に意識を向けながら読んでみると、また違った見え方がしてるろ剣の世界を楽しめるかもしれませんよ(^^)v

今も新作が出ている?アフターストーリー

少年ジャンプで連載されていた漫画は、一旦縁との戦いで完結します。

しかし、近年スピンオフではない続編で、るろ剣の連載「北海道編」がスタートしています。

最終巻の続きという設定ですが、オリジナルキャラの他にも懐かしいキャラクターや、斎藤一のように歴史上の人物が新しく登場します。

あらすじとしては、ひょんなことから死んだと思われていた神谷薫の父が、実は北海道で生きているかもしれないことが発覚したところから物語は再開します。

まだ完結はしておらず連載中なので、るろ剣ファンの方や、今回初めて読んだ方は是非こちらもチェックしてみてくださいね!

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