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【歴Pro】歴史に興味を持つきっかけになるアニメ・漫画・ドラマ・小説特集4選Part.3(江戸時代〜明治時代)

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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坂の上の雲(日本・明治時代初期〜明治時代中期 A.C.19〜20)

最後の作品は、司馬遼太郎さん著書の『坂の上の雲』です!

ぼくの父が司馬遼太郎ファンで、毎晩寝る前に小説を読んでて存在を知っていましたが、社会人になるまでどんな話なのかは全然知りませんでした。

『坂の上の雲』の時代は?

まず、『坂の上の雲』の時代ですが、明治時代初期から明治時代末期までになります。

この時代はぼくにとってタブーというか、受験勉強で必要だから覚えただけの時代というか……
とにかく明治時代以降はつまらない時代という認識で、出来れば避けたい時代でした。

だから、『坂の上の雲』の存在を知っていても、興味を持って読みたいと思わなくて。
そんな状態が学生を卒業し、社会人になってしばらくの間は続いていました。

けれど、社会人になってしばらくした頃、『坂の上の雲』が大河ドラマで放送されたことを実家に帰省した時に知り、興味本位で見てみることに。

ドラマの総集編でしたが、観てみたらすぐにハマってしまい、小説や関連書物を読み漁っていた時期もあります!

なぜハマってしまったのか?
なぜ逆にこれまで避けてきたのか?
それらについて今思い返してみると、パッと思いついたのは2つありました。

  • 避けてきた理由は、明治時代以降の歴史の授業で学ぶのは戦争に関することばかりで、当時生きた人たちのことが想像できなかったこと。
  • ハマった理由は、物語の中心人物である秋山真之・秋山好古・正岡子規の3名の歴史に興味を持ったこと。

まぁ、このドラマのOPの語りの部分に惹き込まれたというのも、多分にありますが(^^)/

勝った負けたでのみ語られることの多い戦争の裏側

この内容については、以前の記事でも書きました。

【歴Pro】日本で歴史が避けられてしまいやすいワケ

明治時代以降、特に日清戦争以降については人物に焦点が当たるというよりも、戦争という出来事の悲惨さしか教わらず、無意識のうちにそれ以上の詮索は避けてきたように感じます。

それに、明治時代以降は駆け足で授業が進んでいたので、テストに必要な知識を詰め込まれただけ。
楽しくない、興味がないことに好奇心が湧くこともなく。

戦争は勝った負けたで語られると、悲惨さだけ見せつけられて、戦争に至ることになった過程や意図することまで意識が向き難いのかもしれませんね。

教科書を読んだだけでは感じられない歴史上人物の生き様

そういった教科書では書かれていない、描かれていない歴史上人物の生き様を、小説やアニメ・漫画などでは必ず描かれています。

坂の上の雲で言えば、生まれた場所が伊予松山(愛媛県)で同じな秋山兄弟と正岡子規の幼少期から日露戦争後までが描かれています。

ここでは各人物の詳細については割愛しますが、ドラマを見て3人が育った環境を感じたくて、3人の生誕地まで一人旅で見に行ったことがあります。

そして、真之と子規が通っていた大学では、あの坊ちゃんで有名な夏目漱石がいたり、先生としては後に内閣総理大臣や大蔵大臣として就任したことのある高橋是清がいたりして。

意外に断片的に知っていていた人が実は繋がっていたことを知ったとき、ものすごく興奮したのを覚えています!

さらに、秋山真之は先ほどご紹介した『海の翼』で登場する話(エルトゥールル号生還者のトルコへの護送)にもリンクしています(^^)/

断片的な情報である点が集まって、線となって繋がっていくとき、初めて歴史の流れや当時生きた人たちの生き様を感じることができます。

『坂の上の雲』でなくて、興味を持った時代のことを調べるときっと面白いことがわかると思うので、是非一度試してみてくださいねー!

まとめ

第3回目は江戸時代末期〜明治時代まででお勧めの本4作品についてご紹介しました!

こうやって振り返ってみると、昔から興味を持ったところには足を運んでいるみたいです(笑)

ただの情報として記憶するのではなく、歴史は一連の流れで把握すると全体像が見えてきます。
歴史の勉強が必要な学生の方にとっては、テストや受験で範囲外だからと言って無視するのではなく、興味が持てそうなことを思う存分調べていくと、自然と情報が繋がっていくのでお勧めな勉強法でもありますよ!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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