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【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第2章 まずは自分が最大限楽しむ!

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【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第1章 自分自身の人生の切り札を知っていますか?

第2章 まずは自分が最大限楽しむ!

楽しんでいないときの集中力は最悪

改めてお伝えしますが、マインドマップは脳の仕組み・機能を最大限活用するツールです。
つまり、脳にとって一番好きなことをやることが、脳を最大限活用できることに繋がります。

では逆に、脳にとってつまらないこと、嫌なことをやるって何でしょうか?
また、その状態だと自分の 精神状態はどのようになるのでしょうか?

まずは、脳の仕組み・機能の一部について整理すると下記のようになります。

  1. 繰り返し思考したことを重要視する
  2. 完成を求める
  3. 放射思考する(関連付け)
  4. 感情・五感に訴える情報を強く認識(記憶)する
  5. 知的な健康と身体的健康に左右される

繰り返しの重要性については後ほど述べるとして、②の『完成を求める』とはどういうことかとい いますと、たとえば……。

やっぱりこの話は止めておきます。

……

……

と言われたら、みなさんの反応はいかがでしょうか?
なんでー!?
その先を知りたいのに!

という感じになりませんか?

つまり、脳にはその先が知りたい!という欲求があるということです。
マインドマップではこういった脳の習性を活かして線(ブランチ)を伸ばし続けることで、アイディアや問題解決を徹底的に追求することが可能になります。

放射状に思考するということは、関連付けて記憶した情報を引き出すということです。
関連付けて記憶するときにはただ文字や絵、出来事を断片的に記憶しているわけではありません。
たとえば、これから書く言葉を見てイメージしてみてください。


お寿司



何をイメージされましたか?

前に講義中に聴いたときには、ある女性はこう仰っていました。
「マグロ寿司一貫が皿の上にのっていて、周りには自分と同じようにお寿司を食べに来ている客で、にぎわっている光景が出てきました! まぐろ美味しいですよね〜♪」
とお寿司について聴いただけなのに、それ以外のことまでいろいろ聴かせてくださいました。

したがって、お寿司という情報にマグロやその食べた時の味覚情報、お寿司をよく食べている場所など、様々な情報を紐付けて記憶しているということです。
ということは、そうやって関連付けて記憶する習性が脳にあるなら、そのように記憶した方が良いと思いませんか?

4つ目は、みなさんに思い当たる節があると思います。逆に、何も五感や感情が伴わなかった 出来事について、つまり無関心な出来事については何も覚えていませんよね?

5つ目は意外に忘れがちですが、すごく大事な話です。

姿勢が集中力を左右する

つい先日新入社員研修の一環として、マインドマップを使ったコミュニケーションワークを行いました。参加者は全部で20人以上。
もちろんぼくと面識のある方は一人もいなくて、社 員の方の情報も何も知らない状態です。

研修を開始して感じたのは、姿勢が良い人は笑顔で頷きもしっかりしていて、物覚えも良くて、 発想もすごく広がっている。そして、人の話もしっかり聴いていました。
逆に、姿勢が悪い人は見るからにやる気のなさそうな感じで、話す言葉は全部ネガティブな言葉ばかり。だからか、人の話をそっぽ向いて聞いたりして、すごく勿体無い印象を受けました。

神経のスペシャリストでもあるカイロプラクターの友人が言っていたのですが、姿勢は身体だけではなく心の健康状態を左右するそうです。
なぜかというと、姿勢が悪くて肩が前に出て背中が丸まっていると、酸素が吸いにくくなって脳に酸素が行き届きにくくなります
そうなると、脳の働きが低下するだけではなく、頭痛が起きたり、気分が悪くなったりします。
また、姿勢が正常でないと脊髄に通っている神経がねじれてしまって、各からだの器官への伝達が悪くなって、様々な障害を引き起こします原因になります。

なので、もし脳を最大限活用したければ、心身ともに健康である必要があります。
次に、マインドマップと絡めて脳にとって逆効果なことの代表的な例を挙げると、箇条書きとの比較です。

 箇条書きノートマインドマップ
キーワード散らばっている関連づいている
脳の反応退屈ワクワク
集中力↓ ↓↑ ↑
記憶力↓ ↓↑ ↑
表 箇条書きノートとマインドマップの比較


一般的に多い箇条書きのノートの取り方の欠点として、以下の4点があると考えられています。

  • キーワードが明確でない
  • 記憶しにくい
  • 時間を無駄にする
  • 脳の創造性を刺激しない



以上のような状態のとき、脳は退屈で思考が低下していき集中力も低くなるので、結果として記憶力が低下してしまいます。


詳細については、マインドマップ提唱者トニー・ブザン氏著書の『ザ・マインドマップ』をご一読ください。

では、どんな状態でいるのが理想かと言うと、笑顔でワクワク楽しんでいる状態。
先ほどの話でも述べましたように、姿勢を正していることも大切です。ただ姿勢を正した状態や顔を上げた状態では、なかなかネガティブなことを考えることができないって知っていましたか?

嘘だぁ〜!!

と思ったあなた、是非一度試してみてください。

いかがでしょうか?

『姿勢と心は連動していること』が体験できる良い例だと思いますので、まずは自分自身で実験してみて、もしその効果が体感できたら大切な方にもお伝えしてくださいね。

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