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【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第13章 自分にとってで活用しようとしている?

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第13章 自分にとってで活用しようとしている?

やっていてどこか苦しい瞬間がある

これまでいろんな講座やセミナー、講演会に参加してきました。
ためになる話もたくさん聴き、その度に「心を入れ替えぞー!!」と言って、行動を起こしてはみるもののなぜか長続きしない。
そんな状態がかれこれ5年以上続いていました。

その一方で上手く軌道に乗っている感じの人たちもいて、自分とその人たちとのちがいに口には出さないものの嫉妬心は出てくるは、悩みは次々に湧いてくるはで、もう頭の中は大パニックの時もしばしば(笑)

そのときにももちろんマインドマップを描いていましたが、今読み返してみるとどこか他人事のような気がします。

それはなぜだろう?

最近描いたものと見比べてみると、講座やセミナーでお伝えしてくださっている方々の想いが色濃く入って、自分の想いというのがほとんど入っていない感じでした。

その事実に気付いたときはビックリ!
このときの詳細は第10章で書いていますが、やっていてどこか苦しい瞬間があったのは、すごいと思った方々の想いをそのまま自分の想いと勝手に同じだと勘違いしていたこと——それが原因だってことに、初めて気付きました。

要するに、そのすごいと思った方々がやりたいこと=自分もやりたいことが本当に一致しているかどうか自分自身の想いを確認することなく行動し続けていたので、やればやるほど苦しくなってしまっていたようです。

まずは自分の現状を把握する

つまり、自分自身の想いを確認する——現状把握をすることを、いつかは始めなければならなかったのです。
現状把握については第8章で書いていますが、案外この大切さに対する認識が薄かったりします。


ぼく自身も「現状把握を自分はできている」と思い込んでいましたが、できていると思い込んでいたのはぼくではなく、ぼくから見たすごい人についてでした。

そのことに気付きだしてすぐの2014年5月以降から、創造コースで『現状把握』の大切さをお伝えしてきましたが、現在『幸せ』『健康』『お金』『仲間』『潜在意識』『イメージング』など流行りのキーワードではないこともあり、ピンっとくる方はとても少ない感じがしています。
もちろんそもそもぼくのお伝えするスキルも大きく関連しますが、『現状把握』をする作業はいきなり何かが変わるわけでもなく、ワクワクするわけでもないので、魅力を感じにくいようです。 

そう感じてしまうのも、現状把握は日常生活で誰もが当たり前にやっていることだから、なのかもしれません。
たとえば、料理をするとき、あなたならまずは何をしますか?
メニューを決めてから食材を仕入れて料理をするか、食材を確認してから作るメニューを決めて料理をするか、大きく分けると2通りあると思います。
まさか現状もわからないまま、いきなり料理はできませんよね(笑)

他には、登山をするとき。
登山をするためには、行く季節、登る山、登る時間帯などによって、必要となる登山グッズは異なります。
それを確認しないで登りに行くようなことがあれば、遭難したときに命の危険にさらされる危険性があります。
仮に目的を決めずに自由に旅をするとしても、自由に旅をするために必要なものについては事前に確認してから旅に出かけると思います。

もっと身近なところでいえば、学生なら今日の授業に必要な教科書などがカバンに入っているか?
外出する際に必要なグッズを持っているのか?
などは、意識的にしろ、無意識的にしろ、きっと確認をするでしょう。

こういったことはもう日常生活の一部となっているから当たり前にこなせていますが、普段自分がどんなことを考えていて、今何を大切にしているのかは、よほど日頃から自分と向き合っていないと気づくことはできないと思います。

今の自分にとって必要なのは何?

自分の現状に向き合いはじめて、初めて今の自分にとって必要なのは何かわかるようになってきます。

今まで他の人のアンテナで生きてきた期間が長ければ長いほど、そうなるまでの期間はかかるかもしれませんが、それもあくまで自分自身の現状です。
その現状を受け取ることができるようになって、ようやく自分の道のスタートに立てるのかもしれません。

この冊子を書いている段階のぼくは、自分に対する気付きや学びを後から振り返れるように記録を残すこと。
そして、学びをすぐに実践し続けていくこと。
この2点をとにかく6年近くやり続けています。
継続するのが大の苦手分野だと思っていた頃からするとかなりの進歩です(笑)

最近ではまた別の活用の仕方も見つかって、ようやく何十年ぶりくらいに自分に戻ってきた感じがしている今日この頃です。
そろそろ本格的に始動することに決めて、2015年1月11日に『繋ぎ人だからこそ』という屋号で個人事業主として独立をしました。途中で一旦廃業しましたが、現在では再び個人事業主として独立しています。
面白いのは、独立することを完全に決めるまではあれこれ悩んでいたのですが、いざ動き始めると逆に不安とかがなくなってくるのです。

これについては、昔筒井のアニキから聴いたことを思い出しました。

どういう話だったかと言うと、「不安は立ち止まると次々に襲ってくる」という話です。
あれこれ考えながら行動するのではなく、行動せずに悩み続けているとまだ起きてもいないネガティブなことばかり思い浮かんでしまい、余計に不安になって行動できなくなる。
行動できなくなるとさらにそのことに悩み続けて……といった具合に、次々に不安が襲ってきたように感じてしまう負のスパイラルに陥ってしまいます。

だからこそ、誰かに頼らなくても自分自身で心のメンテナンスを日々できる環境を、自分で用意しておくことが肝心なのです。

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