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【歴Pro】歴史に興味を持つきっかけになるアニメ・漫画・ドラマ・小説特集4選Part.1(原始時代〜平安時代)

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【まとめ記事】

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平家物語(日本・平安時代 A.C.12)

平家物語とは?

平家物語といえば、最初に思い出すのは中学時代の国語の授業で暗記させられた原文を思い出します(笑)

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれるものも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前に塵に同じ。

平家物語 序文抜粋

平家の栄華から滅亡までの物語をとてもイメージしやすいと思った一方、学生時代はそれで終わり。

なんか平安時代はぼくにとってどこかつまらない時代と勝手に決めつけていたので、これ以上踏み込むことは今のいままでありませんでした。

しかし、先月からぼく自身が歴Proを始めてみて、興味の湧いたことにアンテナを張り出してから、この平安時代末期を知りたくなりまして。

それで、平安時代末期といえば『平家物語』だなぁ、と単純な発想で検索していたところ、ちょうど今年2022年の初めに『平家物語』がTVアニメ化されていた情報を入手!



アニメ版平家物語の魅力

実は書籍を探していたのですが、たまたま見つかったアニメのあらすじが気になって一気に全話視聴!

平安末期。平家一門は、権力・武力・財力あらゆる面で栄華を極めようとしていた。

亡者が見える目を持つ男・平重盛は、未来が見える目を持つ琵琶法師の少女・びわに出会い、 「お前たちはじき滅びる」と予言される。

貴族社会から武家社会へ―― 日本が歴史的転換を果たす、激動の15年が幕を開ける。

TVアニメ「平家物語」公式サイト

視聴してみて、平家物語を原作にはない琵琶法師の少女・びわの視点で、平家を感じることができるのが斬新だと感じました。

主題歌はそのびわの想いを歌にしたもののようで、この歌を聴くと未来を知っていても何もできない自分にもどかしさを感じているびわの心情・シーンが思い出されます。

そして、名前は知っているけれど、どんな人物か知ろうとしなかった平重盛。
彼の視点から視たこの時代を感じることができて、共感できることがいくつかありました。

平清盛が支配していて、「平家にあらざれば人にあらず」というほど日本の実権を握っていた平家。
平家の人間が京で民草に対して横暴な振る舞いをしていた。
まさに驕れる者たちという感じだけれど、結局それは平家だけに当てはまることではなくて。

源氏側の木曽義仲によって平家が京を追われた後、京の町では平家の時以上の傍若無人な振る舞いが行われたシーンがありました。

つまり、この平家物語の序文で要約されて語られる内容は平家だけに限った話ではないということを、アニメを観ていて痛感しました。

時代背景や平家・朝廷・源氏の情勢なども、活字で見るよりもイメージしやすいと思うので、平家物語入門としてはこのアニメは今特にお勧めしたい作品です!

まとめ

第1回目で4作品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は鎌倉時代以降について、数作品お勧めしたいと考えています(^^)v

歴史は出来事という点ではなく、出来事の繋がりという線で捉える。
もっと言えば、時間軸と世界全体での繋がりを含めた面で捉えると、歴史の流れや繋がりが初めてみえてきます。

その感覚を味わうことが楽しみで、これからも興味を持った分野については触れていきたいと考えています(^^)v
今のところ、司馬遷の『史記』が気になっています(笑)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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