こんにちは、おかちゃんせんせいです!
当たり前というテーマは、これまでいろんなテーマを交えて何度かピックアップしてきました。
妄想講演会 第7回「思い込み」 【工夫の極意】暗殺教室から学ぶシリーズ2−1「第2の刃を持たざるものは・・・」 【MM小冊子】ナチュラル・ヴォイスに耳を傾ける〜はじめに〜 【子育て】赤ちゃんが産まれる前からしっかり考えておきたいこと〜ワクチン編〜 【はじまりの書】〜姿勢の章 Vol1.一部で全体を視ることのリスク①〜
マインドマップに限らずですが、何か上達するためにはこの当たり前に向き合うことがいつか必要になります。
そこで今回は、当たり前になっていやすいポイントについてご紹介します!
目次
第3位:全部描かなければならない
当たり前になっていやすくて、ほとんどの人がそう思ってしまっていることのうち、特に多いことが3つあります。
まずそのうちの一つが、
全部描かなければならない
という思い込み。
これは「ビッシリ描くのが当たり前」という思い込みから来ているケースが多いです。
なので、ブランチもしっかり広げなければならないと思っている人も多いし、一度描き始めたからには完璧に仕上げなければならないと思い込んでいる人も少なくありません。
もちろん人には空いているところを埋めたいという欲求が湧きやすいので、ブランチを広げたいという想いは自然の摂理かもしれません。
けれど、マップをしっかり描こうと思うと、人によって30分以上かかる人もいます。
そうすると、その時間が確保できない状況が続くと、結局忙しくて描けなくなってしまいます。
忙しいことによって、描く時間が確保できなくなるのではありません。
新しいことを学ぶことへの拒否反応としてやらない言い訳にしたり、ハードルを自分で勝手に上げてしまってギブアップしてしまい、描くのが億劫になっているだけです。
ぼくがいつもみなさんにアドバイスしていることは、
「お題だけでも、セントラルイメージだけでもいいから続けてみてください」
でした。
お題だけであれば、正直10秒もかかりません。
それすら書けないほど忙しいのでしょうか。
もし描く時間がないと思っている方がいれば、「本当にお題すら書く時間がないのか?」自分自身に問いかけてみて、日常生活をチェックしてみることをオススメします。
第2位:同じキーワードは二度使ってはいけない
二つ目は、
同じキーワードは二度使ってはいけない
という思い込みです。
この話はマインドマップFAQでもピックアップしましたが、そういう思考になってしまう原因はしりとりの影響かもしれません。
しりとり(尻取り)とは?
デジタル大辞泉
前の人の言った語の最後の一音を取って、それで始まる新しい語を次々に言い続けていく言葉の遊び。
しりとりに慣れていればいるほど、発想しているときに常に「同じキーワード禁止令」を遵守した思考が無意識下で脳裏を駆け巡っています。
けれど、別にマインドマップを書いていて、同じキーワードを二度使ってはいけない、または二度使わない方が良いという話は一切ありません。
ブランチを広げていく際にペンが止まってしまったとき、もし最初にすでに書いてあるキーワードが脳裏によぎっていたならば、そのキーワードをエイヤッと書いてみてください。
それだけで当たり前で固執した発想から脱却できますから(^^)v
第1位:前後で意味が繋がっていなければならない
そして、二つ目と並んで当たり前だと思い込んでいることが多いのが、
前後で意味が繋がっていなければならない
という思い込みです。
これもしりとりの影響が多いかもしれませんが、実際私たちの記憶の連結は意味合いや、場面が繋がっていないこと同士が繋がっていることの方が多いです。
例えば、我が家の長男はひと頃タクシーを見る度に「痛かった」と言っていました。
なぜ「タクシー」と「痛い」が繋がっていたと思いますか?
交通事故に遭ったわけではなく、2歳の頃に家で遊んでいて腕を捻ってしまって、タクシーで病院まで行ったことがありました。
その時の記憶が残っているらしく、「タクシー」に乗っていた時に「痛かった」という感情が紐づいたため、「タクシー」を見るたびに「痛かった」という感情が連想で思い出されたのだと思います。
だからか、マインドマップで良いテンポでイメージを広げれている時は、結構前後のキーワードには一見すると何も関係性がないことが多い気がします。
いかがでしたでしょうか?
これまでマインドマップが上達していく人に共通しているのは、自分の中にある思い込みに気付いた瞬間があるということ。
思い込みや当たり前にしていることが悪いわけでもなく、あくまでそういった現状だというだけ。
その状態が自分にとって不都合だと感じるのであれば、望むように思考をシフトチェンジすればいいだけの話です。
ただし、そのためには当たり前に思い込んでいることを認識・自覚する必要があるので、マインドマップのように見える化することで思考を整理するアプローチは理にかなっているでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!