こんにちは、おかちゃんせんせいです!
よく自分と向き合うと良い、というようにブログでお勧めしてきました。
なぜ人は諦めてしまうのか?もしかしたら無意識で◯◯だと思っていることが要因かも!? 自分で自分を癒すためのアプローチをあなたは持っていますか?しかし、その具体的なアプローチについての説明はあえて割愛してきましたが、一例としてご紹介するのもいいのではないかと思うようになり、今回ご紹介することに決めました。
目次
キーワードは多角的
自分と向き合う方法について、みなさんはどのようなものを知っていますか?
私が社会人になって初めて知ったのは、内省という言葉。
会社の新人研修でグループワークで内省の時間がありましたが……正直堅苦しかったというイメージしか残っていなくて、まったくその後の日常生活で使えずじまいでした。
もちろん使えている方もきっと大勢いると思います。
ただ、私にとっては堅苦しさしか印象に残らず、楽しさを感じれなかったので使いたいと思わなかったんだとw
他にもいろんなアプローチは世の中に存在していますので、みなさんにとって日常生活に取り入れている方法を使うのがベスト!
しかし、そういったアプローチはよく知らず、学んでも日常生活で使えていない方はこれからお伝えするアプローチを意識して自分と向き合ってみてください。
キーワードは、
多角的
です。
一つの見方・考え方では全体の一部分しか見えないので、誤認識してしまう可能性が非常に高くなります。
しかし、特定の対象に対して複数のアプローチでスポットを当てることで、より正確に現状を把握できるようになります。
このアプローチはGPSの原理をイメージしていて、
Multi Positioning Approaches(MPA)
と私は定義しています。
現状把握ができれば適切な判断をするための材料が揃う
MPAでは3つ以上の異なるテーマを設定して対象と向き合います。
必ずこのテーマを設定すると良いというのはないですが、比較的学習する時に活用できるテーマとして私が挙げるとしたら以下の3つです。
- 私にとって◯◯◯とは?
- 私が◯◯◯を活用することで望んでいることは何?
- 私が◯◯◯を使って今できることは何?
①はツール、②は願望、③時間に対する問いかけです。
主語はもちろん私です。
◯◯◯にあたるのは、例えば受験勉強をしている人であれば勉強。
①ツール:私にとって◯◯◯とは?
自分が勉強する理由がなく、誰かに言われてやっていたとするとあまり良いイメージはないはずです。
良いイメージがしないことをやるという時点で、学習効率は著しく低下します。
何せ勉強すればするほど苦痛を味わうから。
アウトプットの質はインプットの質に依存しますので、勉強に対する意識付けが自分にとって悪影響を与えているとしたら、インプットの質を大きく下げることになるのです。
【MM小冊子】ナチュラル・ヴォイスに耳を傾ける〜Write(再インプット)〜 【MM小冊子】カレーライスから閃いたツールの活かし方〜2.活かす前提になっているか?〜 【学習法】学習する上で重要なこと!キーワードはSourceとResourceの違い(概要編)②願望:私にとって◯◯◯を活用することで望んでいることは何?
また、誰かに言われて勉強していたり、中学3年生だから高校3年生だからという理由だけで勉強していたりしたら、何のために自分は勉強するのかイメージできず、ただやらされた感で勉強することになります。
自分ではない誰かや何かの望みを叶えるために勉強するでも、もちろんOKです。
しかし、もしそのつもり勉強してもまったく気合が入らなかったり、やればやるほど違和感がしたりしたら、それはあなたが望んでいることではないかもしれません。
③時間:私が◯◯◯を使って今すぐできることは?
最後は、時間に対する捉え方の確認です。
もし今すぐ勉強できることがパッと思い浮かばない時には、自分の現状がわかっていないことになります。
得意または苦手な教科・分野が認知できていれば、例えば「テストまでの日数を逆算して今だったら何をやると良いのか?」ということを自分で判断できるはずです。
とにかくテスト勉強をするという発想では、何から取り組んだらいいか把握できていないかもしれないです。
なので、なし崩し的に勉強をしている体裁は見せることができるかもしれませんが、結局見せかけなので身になっているとは限りません。
私の場合は、中学・高校時代に勉強をしている姿勢を親に見せるために、図書館に勉強しに行くことがありました。
けれど、後から気づいたことですが、私は静かすぎる環境では逆に周囲の雰囲気が気になってしまい、全然勉強に集中できないタイプのようで。
結果、良い成績を残せたことは皆無です。。。
身も蓋もない話ですが、勉強法は何だって良いと私は考えています。
何せ私自身が合格した簿記2級の勉強をしていたのは、話し声がたくさん聞こえてくる食堂だったり、自宅のビデオを流しつつリビングで立ったりしました。
絶対にNGそうな勉強法でも、短期間で合格できるように学習できてしまうのです。
とはいえ、誰にでもお勧めできる方法ではなく、私自身があれこれ試す中で一番集中して勉強できるスタイルがそうだっただけなのですがw
MPAで多角的に自分自身に焦点を当ててみると、意外に頭の中でわかっていたつもりになっていたものと新たに認識できたものが違うという違和感にきっと遭遇するでしょう。
最初は小さな違和感かもしれませんが、異なるアプローチで向き合えば向き合うほどその違和感は鮮明になり、何のために学習するのかという根底が覆るかもしれません。
そうお伝えすると違和感に気づくのが怖くなるかもしれませんが、案外根底がわかってくると次の一歩は踏み出しやすくなります。
なぜなら、現状がわかれば、今自分がどうすれば良いか判断できるから。
イメージとしては、Google Mapで目的地を検索すれば、現在地との位置関係から経路が割り出されて、あとは選択するだけになりますよね?
そんな状態です♪( ´θ`)ノ
あ、ちなみに一発で上手く行くとは限りませんので、一発癖にご注意を。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
自分と向き合うという意味で、超おすすめの絵本があります!
大人気絵本作家であるヨシタケシンスケさんの
ぼくのニセモノをつくるには
です。
この物語は自分の代わりとなるロボットに、自分のことをあれこれと伝えていくのですが——その過程がとても面白いです。
当然の話ですが、ニセモノを作るためには自分のことをよく知っていないとできない。
そのことを再確認できる絵本でもあり、マインドマップ講座でもよく推奨している本でもあります!