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読書して得た知識を日常生活で活かすためには?〜斎藤一人さんの7回読みを参考に〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

最近以前紹介したWeb漫画にハマっていて、本を読むということがなくなっていましたが、、、
年明け前までにこれまで読んできた本をもう一度読みたいという想いに駆られまして。

そうしたら、斎藤一人さんの7回読みの話を思い出したので、その話をシェアしたいと思います。

まず、ぼくが7回読みの話を知ったのは、斎藤一人さんの「微差力」という本がきっかけです。
その本の文庫版巻末にはこのように書かれています。

本を読むというのも、やはり“微差”の積み重ねなんですね。

一回読んで全部を理解しようとするのではなく、何回も読んで少しずつ積み重ねていく。

そうすると、そのときに必要なことがすぅーっと頭に入ってくる。

だからこの本は、最低でも七回読んでくださいね。

この話って、何も本だけに限ったことではありません。
スポーツにしたって、勉強にしたって、料理にしたって、仕事にしたって。

何をするにしても理解して、知識を知恵に変えるためには一回でなんでもできるようにする(なる)という思い込みは一旦手放した方が良いかもしれません。

たまたま同じような経験をしたことがあることであったり、適性が抜群によければ一回で身に付けることができることもあるかもしれません。

けれど、日常生活を過ごしていたら、そんなことばかりでは決してないのではないでしょうか。

ツールが使えるようになることと、使いこなせるようになるとでは全く別次元の話。
例えば、バレーボールの練習でスパイクが打てるようになったからといって、試合でも使えるかどうかは判断できません。
なぜなら、試合では練習の時のような理想的なトスが上がってくることは少ないかもしれませんし、相手のブロックも攻略しなければならず、クリアしなければならない課題は山積みだからです。

【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第9章 一発癖は逆効果になることも!?

じゃあ、物事を理解し、使いこなせるようになるまで——腑に落とす感覚に至るまでにどのようなフェーズがあるのでしょうか。

その内容について、今度は斎藤一人さんの「幸福力」から「なぜ7回読みがお勧めなのか?」について参考になる話を引用します。

いい本を読むと、物事を知ることができる。ところが「知っている」と、「できる」は違うんですね。「できる」ようになるには、最低でも7回ぐらいは読む。

「いい本だな」と思うということは、「いい本だ、ここに書いてあることはすばらしい」と、脳が初めて受け入れたから、そう思うわけです。

人間、昔から知っていることが本に書いてあっても、「すばらしい」とは思わないでしょう。
ということは、脳が「すばらしい」と思っているうちは、実は、できないんです。

1回目読むと「すごいな」と思う。

2回目には「そうだよな」と思う。

3回目には「そのとおりだ」と思い、

4回目には「そうなんだよ」と。

5回目になると「これはこのとおりだよ」。

6回目には「あたりまえじゃないか」。

そして7回目になると「おれは昔からこういう考えなんだよ」というふうに、脳がこなされたとき、自然と、そういう行動ができるんです。

だから、1回しか読まないで、できるとかできないとかは、言えない。

例えば、女性は麻雀は、あまりやらないでしょうけど、麻雀を見たときに、「麻雀という遊びは知っている」というのと、「麻雀ができる」というのとでは、別ですよね。

できるようになるには、何回も何回もやって、こなさないと、できるとはいえない。

それと同じように、できるようになるためには、本を最低7回は読むこと。

私は、一冊の本を、最高に読んだのは、1000回、何回も何回も読めば、できるようになるし、1回ずつ楽しい。こんなことが書いてあったのか、あんなことが書いてあったのかと、1回目には気づかなかったことが、2回目でわかり、3回目でわかる、というふうにわかって来るから。

「7回もですか」ってびっくりしている人がいるけど、いい本は、最低、7回読まないと、自分のものにはならないし、できるようになりません。

だれでも、だんだんと年とともに、人の上に立つようになってくるんですが、上に立つ人間が、変なこと、ばかなことをしたりすると、下の人が苦労するんですね。

だから、上に立つ人間は、ほんとうにしっかりしないといけない。

人の3倍も勉強したり、いちいち言うことに気をつけたりしないと、下の人間が苦労する。

そういう勉強のために読みなって言うのです。

幸福力 より一部抜粋

できるようになるには、何回も何回もやって、こなさないと、できるとはいえない
という言葉に初めて出会った時、ぼくはグサッと痛いところをつかれたと思いました。

当時はまだマインドマップを本格的に学ぶ前——一度独学でマインドマップを習得しようとして、三日坊主で諦めた後のことでしたので。

なので、どんなに最低でも腑に落とすためにクリアしていくフレーズはこの部分。

  1. 「すごいな」と思うフェーズ
  2. 「そうだよな」と思うフェーズ
  3. 「そのとおりだ」と思うフェーズ
  4. 「そうなんだよ」と思うフェーズ
  5. 「これはこのとおりだよ」と思うフェーズ
  6. 「あたりまえじゃないか」と思うフェーズ
  7. 「おれは昔からこういう考えなんだよ」と思うフェーズ

もちろん、次のフェーズに移行するためには読むだけでは意味がありません。
読んでよかった、すごいと思うことを日常生活で実践し続けてみて、初めて次のフェーズに移行していきます。

そのことを踏まえて、今自分の本棚で最終フェーズにいってる感覚があるのは——
あくまでぼくの場合は「微差力」の一冊だけ。。。

ということは、まだまだ自分は伸び代があるってこと!
残り10日で読めるだけの本を読んでは実践、読んでは実践を繰り返してみたいと思います!



みなさんは、これまで読んできた本で最終フェーズまで達している感覚の本はどのくらいありますか?



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

参考図書

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